2010年5月25日火曜日

ストール


「シルクストール」のサイトだとうたっておきながら、一向に肝心のストールが出て来ませんでしたね。
試行錯誤の展開ですがちょっとだけ途中経過をお見せいたします。完成形が出来ましたらちゃんとお目見えさせていただきますから。

今までグスタフ・クリムトの作品に登場する特徴的な模様をアレンジした着物生地は作って参りましたが、今回初めてそれをストールにも応用してみました。

もうひとつのブログに着物生地のクリムトがあります。
こちらはアニマル柄です。

これは雪の結晶柄。

仕事でお邪魔した糸魚川から見た夕日です。
時節柄村上龍の小説「海の向こうで戦争がはじまる」が頭に浮かんでしまいましたが、「得」をする者はほんの一握り、そのような愚劣なことにならぬようと思わず祈ってしまいました。
こちらはその前の週に山のアトリエから見た月と金星。
「仲」がよろしいこと。死語かもしれませぬが「ランデブー」。

please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年5月6日木曜日



イノシシの好きなもの、ベストスリーにはかならずやミミズと筍が入ると思います。孟宗竹が顔を出すシーズンを前にして、はるか地中深い赤ちゃんのうちにギャングはやってきて根こそぎ食べ尽くして行ってしまいます。
ブイブイ。ユンボでも通ったか、はたまたボスニアのNATOの爆撃跡と思う程のすごい穴が開きまくっています。怒り心頭のソメリエは一昨年、以下の写真の様な外側に「返し」が反った柵を溶接しまくって100メートル以上張り巡らせました。その名も猪首、と言われているとおり見上げる事が苦手なのです。で、此の柵は身に余る、と思ってくれるのです。でないと150センチは助走なしで飛び越えてしまいます。おかげでその内側の筍も農作物も無事です。しかしギャングが「本気」になったらどでかい地下通路を掘って侵入してくるでしょう。取りあえず今は少しだけあきらめさせているに過ぎません。その証拠に柵に近い筍は外側から手を出してかっさらって行きました。
そして辺り一面に嫌がらせのように「脱糞」しまくって。
まるでチンピラの出入りのよう。

さて今年もまた懲りずに畑を耕しました。六時間耕耘機をまわし続け総計100坪を超える畑をひっくり返しまして、手も体もがたがた。
暮れに植えて越冬したスナックエンドウが伸びだして。

こんな「春」をあと何回迎える事ができるだろうか。
今日、昨秋に知人の染色家が癌で世を去っていた事を偶然知り、六月並みの強烈な陽光の中、またまたT・S・エリオットの「荒地」という詩の一節、「四月は一番残酷な季節」を思い出した。


please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年4月30日金曜日

富士山


信州に車で弾丸往復。帰路、甲府を前にして、もやもやした晴天の青空に霊峰富士の神々しい姿が浮かび上がり、思わず車を止めて撮影してしまいました。白いお化粧姿がなんとも艶っぽくやはり春先の富士は最高だと再認識した次第。もう少し前だと甲府盆地は梅、桜、あんず、桃、すもも、レンギョウ、もくれん、木瓜等々が一度に咲き乱れ気もふれんばかりの大騒ぎ。その昔、武田・甲斐の国の人々のメンタリティに思いをはせてみたくもなります。

please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年4月29日木曜日

雪柳


西多摩の工房では雪柳が咲き誇っています。
ただただ美しい幾千もの白い小花が揺らめいていまする。
いったいこれだけの数が「目的」の為に必要なのかと。
人間の預かり知らぬ神秘がそこにはあります。

さて人間の世界の花、まことに可愛らしい花を見せていただきました。
もうひとつのブログにも写真があります。






please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年4月16日金曜日

ムーンウォーク

連続四カ所の展示会を終了することができました。
来ていただいた方々に心より感謝致します。
ブログもたっぷりひと月ブランク状態でしたね。
とにかくあらゆる大量の作業の「津波」でお手上げでした。
ツィッター位は出来るでしょうが、と突っ込まれそうですが、
とんでもない、つぃっとも出来ませなんだ。

舞台衣装の大波の中にいた9年間が過ぎ、今は一般の方の染を中心に
制作していますが、またそのうち大作をお目にかけられるよう、
突っ走って行きたく存じます。

4ヶ月、風邪もひかずに作業三昧でしたが、最後の信州にて皆様の「なごり雪」のようなお風邪をいただいてしまいまして・・・・。
ちょっと「アンニュイ」と言いますか「メランコリック」と申しましょうか、そんな気分の中、MJへの追悼のつもりで作った帯を紹介させていただきます。「なんなのこれ?」って言われそうですが
鬼しぼ縮緬(古代縮緬)の生地に絞りを使って、うさぎと猫のお月見の踊り中に「降臨」したMJを。・・・・・。

ソメリエは1986年かな、横浜スタジアムでライブを見ています。
恐ろしくうまい女性ギタリストが印象的でした。
バイオリンでは男女の差なんてないのに、なんで「エレキ」は、
という長年のひっかかりを吹っ飛ばす演奏でした。
例の映画でも22位のギタリストが鋭いのをかましてますよね。

全然鋭くなくて、ほっこりの帯ですが、
残念無念はいっぱいいっぱいなのですよ。

please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年3月13日土曜日

もうすぐ春ですね







怒濤の三ヶ月が過ぎましたら、いつの間にやら陽も長くなり雪景色も厳寒のそれとは違ってきてました。重い雪をしょった樹々の姿をいくつか。


please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年2月13日土曜日

一月の山のアトリエ


前回の満月です。お供に火星を引き連れていますね。






もうひとつのブログ
に書きましたように大変忙しくて一日12時間を越える作業以外なにも出来ない毎日です。着物の生地一反は約13メートルなのですが、新宿の工房では
6メートルの物(帯とか三分割した訪問着とか)までしか染められないので
それより長いものや、巾の広いものは山のアトリエで染めています。
しかしこの厳冬期はマイナス5度以下になるので室内と言えど、染めた物が凍ってしまう恐れもあり、ドキドキです。乾きも悪いですし。
そんなお山の一コマをお見せして次回への「繋ぎ」といたします。




please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年1月13日水曜日

薔薇の刺繍帯


以前に作らせていただいた薔薇の模様の黒留袖用にとご注文いただいた、
これも白地に薔薇を刺繍で表した袋帯のお太鼓と前柄です。
糸目友禅の薔薇をまず染めて、そこに刺繍を施してもらいました。
なかなかこれだけ豪華な刺繍をあしらうことは珍しく、
このような仕事をさせていただけたことを感謝しております。


please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click

2010年1月3日日曜日

諏訪湖の夜景


新年おめでとうございます。
今年も、といいますか今年こそよろしくお願いいたします。
染色の世界に入ってちょうど30年経ちましたが、世の中の落ち着きのなさは今がピークかと思います。
しかし今まで蓄積してきたことを少しずつでも形にして行けたらと思います。

ご縁がありましてこの新春、信州の諏訪でいくつか発表させていただくことになりました。
少しだけ雰囲気を紹介させていただきます。
上は立石という所から見た「諏訪湖」の夕景を、下は塩嶺峠から見た「諏訪湖」の夜景を訪問着にした物です。

今まで日本各地の夜景を三十カ所以上着物にしてきましたが、まだまだやっていないところは多いので、
ご縁に恵まれてライフワーク的にして行けたら幸せです。


実際の光景も一枚。


凍てつく寒さであればある程、月も星も美しく神々しい姿を見られます。








please click
にほんブログ村 ファッションブログへ

please click