2017年9月24日日曜日

滝のような染め方


滝暈し染めは真冬の三ヶ月くらいはできません。マイナス10度近くにもなることがあるので、昼間と雖もちっとも乾かないから、そのまま夜になると染め液が乗ったままの生地が凍ってしまいます。  そして地上が無風に近くとも、13メートル上空は結構なジェットストリームだったりして風を孕み凧のように暴れ制御できなくなることすらありました。
特に100センチの広幅は凶暴です。 強烈な濃度のブルーベタベタ状態のエイリアンのような物体が暴れるのです。ソメリエの体も顔もぐちゃぐちゃでまるで青鬼のよう。
誰にも見られる恐れもないからいいようなものですが。
夕鶴の世界です。
わたしの染めている姿は決して、決して覗かないでくださいね。



さて秋の展示会ツアーもたけなわ。
いくつかお嫁入りしてくれたコーディネートを紹介させていただきます。
しょうざんの小紋に当方の名古屋帯を素敵に合わせて下さったり、
振袖用の三重仮紐を使った「魔法のような」細帯の結び方は相変わらず大人気。
新作の「月とクリムト」織り柄小紋も気に入っていただきました。








ではまた。
ごきげんよう。


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こちら新人(と言っても4月から3年目に突入しますが)のつれづれのお話です。


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