2011年10月13日木曜日

ビューン

気がつけば「夏」は終わっていました。
8月末からの、2400キロあまりを移動した5カ所の展示会が終了して、ただいまご注文いただいたものと次の発表に向けた作品とを染めているところです。

浅間山の姿とそのアップです。


富士山も拝めました。(富士吉田から)
夏はなかなかはっきりとは登場してくれないのだと言いますが、甲府でも善光寺さんのお堂の彼方に少しだけ見えています。

台風が通り過ぎたあとだったので夕焼けが異様でした。


さて「表題」の「ビューン」ですが、iphon,iPad等で雑誌や新聞などを「ちょい」見するためのアプリです。
重いだの、雑誌数が40いくつしかないだの、全ページ見られないだの言われてますが、おそるおそる小生のiPadにて試してみたところ「いけます」!!
初期のダウンロードに耐えればあとはちらちらと不要不急のあれこれを(月450円で)山のように手に入れる事ができます。
突っ込んで興味をもったら、当の雑誌や、より詳しいものを探索すればいいのです。

実は、朝日新聞の電子版が春に登場し、七月までの無料期間というのをiPadで試してみたのですが、結論から言いますと多分ソメリエはこの先電子新聞は一生使う事がないだろうなぁ、ということです。一般の新聞で得られる程度の情報はネットでかんたんに探す事ができますからわざわざ有料で(3000円以上出して)契約するまでもないと言う感じです。アナログの「紙」新聞はいろいろと重宝します。特に染色の手助けには必須アイテムです。焼き芋も包まなくてはいけないし・・・。
これを無くしてまで(目の疲れる)ディスプレイで見る必要はさらさらないなと。

ホントの話し、新聞を猛スピードで画面の端から端へとサーフィンのように楽しむ時間はなかなかのものだったのだと改めて思いました。

その「チョイ」見程度の願いを叶えてくれる「コスパ」のいいツールが「ビューン」というわけです。

タブレット端末のすごさはじわじわときていますが、
ソメリエ、目下のところこのビューンが一押しです。

蛇足ながら・・・。
ネットは大変な発明であります。
しかし例えば「辻が花」で「ググる」と小生のブログサイトが何十万件かのトップに出てしまいます。もっとも時々消えてなくなったり、wikiがトップだったり、辻が花という料亭やら、辻が花という新潟のラブホに抜かれていたりしますが。いずれこのへんの「謎」は書いてみます。
さて、この何十万件のうちの何百件かを全部読んだところで「辻が花」に関してディープな知識は得る事が出来ないと言うのも事実です。
国会図書館が進めている、全書籍の内容の電子化が完成したとしても、やはり「知る」ためには何か別の道が必要なのだと思います。


アップルのスティーブ・ジョブズは同じ歳でした。
彼我の恐るべき隔たりはともかく、
この十数年たっぷりと楽しませてもらいましたよ。

中国の学生が作ってしまった追悼の「リンゴマーク」が評判のようですね。



最後に本業のことを。
お求めいただいた辻が花の着物と帯のコーディネイトです。
こちらも御覧頂ければ幸いです。

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