ちょっと思うところあって、慌ただしい中、渋谷の「ユーロスペース」という映画館のモーニングショーでしかやっていない「鬼に訊け」宮大工西岡常一の遺言を見て来ました。ソメリエにとってその内容に目新しいことはないのですが、西岡棟梁の生前の姿を見られる貴重な映像なので、やはり見てみたかったのです。映画としての紹介はこんな感じですが、自分ではあまり言葉で語りたくない、と言ってしまいます。人によるでしょうが涙が止まりませんでした。
早朝にもかかわらず満員で立ち見が出る日もあるようです。終映後の拍手が続く日もあるそうです。
西岡棟梁が死んだとき、全国から集まった様々な棟梁たちが男泣きに泣いたそうです。
映画ということからするとなかなか上映は難しいかもしれませんが勿体ないことです。取るに足らないような映画が全国各地でロングランしているなかでなんとかならないものかと・・・。
埼玉の川越スカラ座でも月末からやるようです。
墨ツボを持っていくと安くなるという「大工割り」というのがあるそうで、「しまった!わたくしも素人なのに持っていたのに」。あとの祭りでした。
さて己の領域で頑張らねばなりません。
此の冬の辻が花のコーディネイトからひとつ紹介させていただきます。(上の写真)
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