長い長いそしてあっと言う間の一年が終わろうとしています。忙しさにかまけて地震とそして原発のことを深く受け止めないでやり過ごしてきたような感覚が、何か後ろめたさを呼び起こします。
1000年に一度でも降り掛かるかわからないというような天変地異がすぐ間近を通り過ぎたというのに、わたしどものこのしぶとさといいますか、鈍感さといいますか、したたかなありようはどんなものなのでしょう。
そんな感じに時々畏れおののく時があった年でした。
週刊誌が「富士は本当に噴火するのか?」なんて、まるで死人であるかのような前提で煽ることのばかばかしさが身に沁みますね。そんなことは分かりっこないし、分かったところで逃げるしかないし。
そして大自然の前では箱庭のような我が山の工房も12月の半ばまで紅葉が残り、ここへ来て漸く冬支度。
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