2014年10月15日水曜日

きものサローネ 2014


染めの細帯(半幅帯)を続々追加しております。
そのコーディネートから二つほどご紹介。

さて昨年に引き続き今年も「着物サローネ」に参加いたします。
よろしかったらおでかけくださいませ。
詳細はこちらに。




10年振りという二週続けての台風上陸。いずれもすれすれで移動中の直撃は免れたものの、何とも気を揉ませられる展開でした。
日本列島の弓なりが右上がりでなく、逆だったらこうして毎回翻弄される事も少ないのにと思いますが、太古よりのプレートの動きからすべてリンクしてこのような気象、地震、火山噴火等々の激しき地となってしまっているので、
もはや観念してなされるがままにするしかありませぬね。

自然の姿が美しければ美しいほど、その環境は過酷極まりないものだということです。 台風18号様の神々しきお姿です。

こちらは未練がましくそのあとを追ってきてしまった19号様です。
そして我がふるさと信州の御嶽山。
地球からすれば吹き出物がプチンと言うくらいの事かもしれませんが、
それにしても恐ろしい。


19号の近づく前に日本海羽越線に乗りました。
荒ぶる海に弄ばれているような感じでした。




ではまた。
もし機会がありますれば、東京日本橋のきものサローネ会場にてお会いできますことを・・・。



今月のおまけ

こんな優れたツールがあります。よろしかったら。
伝統色
そしてこんな驚愕の世界も。
掛け算



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2014年9月18日木曜日

半幅帯 改め 細帯


 秋のツアーが始まりました。
夏の間、「アリとキリギリス」のアリさん状態でひたすら染めていましたので、
新作をご披露できるかと思います。
上の二つはシルクギャラリーお得意のコーディネートの一つです。

この春から新たに取り組みだした「半幅帯」、帯地を半分にして仕立てたのではなく、現代にマッチした4寸5分幅にする為に、「わざわざ」一尺幅に織ってもらった帯生地を使って作りましたので、「細帯」という名称の方がふさわしいというご指摘でしたのでそのようにさせていただきます。

現在、オリジナルの群雲と更紗と古典模様の三種類の生地を使って、リバーシブルの仕立て上がりになるようにしました。
染の細帯は珍しいと思いますので、どうか新たなおしゃれに挑戦していただけますよう。







今月のお間抜けわんちゃんのひとつはこちらです。
御笑納ください。



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2014年8月27日水曜日

滝ぼかし


漸く夏の終わりが見えてきました。
山の工房は昼間暑い事は暑いのですが、 例年のような凶暴な熱気の太陽光にさらされてという日はほとんどなく、どよんとしたミストの中に入り込んでしまったような高湿度の夏でした。
西日本の猛烈な雨続きの夏よりはましだったのでしょうが気分的にはすかっとせず。
そんな中新たな取り組みに。

13メートルの着物の生地を縦方向にまるで流れる滝のように染めてみたいというのは長年の願望でしたが、何しろ一度にそんなことをやれるような施設はないし、部分的に染めては乾かしということの繰り返しで今まで制作してきました。

この夏、還暦を迎えたのを契機に、といいますか適当なこじつけにして一気にこの長年のプロジェクトを実現してしまいました。
山の工房の「御神木」の助けを借りて、15メートルの高さのところからつり下げて染める装置を作ってしまったのです。何日か籠ってどうにか(文字通り)立ち上げたのですが、いろいろアクシデントの嵐で往生しました。
フクシマ原発の冷却話もなかなかうまくいかないようで、喧々諤々が続いてますが、なぁにそんなことは現場では当たり前、すんなりうまくいくと思う方がマツガイ。
普段はこれっぽっちも感じていない冷徹な「物理の法則」に逆らった事など何一つ出来はしません。 こういったことは昔は年寄りの知恵とかで徐々に徐々に身に付けていったものですが、ITどっぷりの現代ではついつい分からなくなってしまって行ってます。これからも試行錯誤の日々です。

吹き抜けの15メートルを確保できる屋内施設があればいいのですが、そんな贅沢は夢のまた夢。現状これでがんばるしかありませぬ。
感じられぬ位の微風でも、鯉のぼりのように舞ってしまいなかなか染めに往生。

でも長年の夢に少し近づきました。多分日本でここだけ、ということは世界でも・・・・。



今回も暑気払いに写真をひとつ。クリックしてみて下さい。
お間抜けなのをもうひとつ。



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2014年8月7日木曜日

雀の帯



 お暑うございます。
山の工房で染めたり、作業していたりすると目眩がして気を失ないそうになる位の「本モノ」の夏が来てしまいました。
思えば、夏の到来がうれしかったのは遥か時の彼方のこと。
稲垣足穂の「麦藁帽子と、半ズボンの太股が触れ合う感触」の「絶望的夏休み」
の世界。・・・・、前にも書いたか。

夏の子のソメリエは絶望的な「還暦」というのを迎えてしまいました。
取りあえずのあと10年、そして其の先の光り輝くもう10年。

その辺まではいくはずです。
其のつもりで、この暑さの中、新たな染めの装置を作っています。

多分日本初、てことは世界初かも。
暑さの中、白日夢と共に歩いていってます。

ちょっと前に作った、あまり暑苦しくなさそうな「雀」の帯をご紹介します。

そして先月に続いて「ようつべ(YouTube)」から

不思議な子猫たち

江ノ島水族館

ではまた、ごきげんよう。




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2014年7月15日火曜日

山羊たち

 東北新幹線の車中から。
あまりに美しい日の入りに心さざめいて・・・。
7月14日のことでした。
今年前半最後の展示会。
100色100反のテーマで各地を転戦してきました。
無地だけでなくこんなコーディネイトも。
9月からの後半戦ではさらにパワーアップした品々をお見せいたします。
其の前に景気付けに二つほどご紹介。

ワールドカップにはさんざん翻弄されてしまいましたが、彼らのパートナーの
美女達の姿にもまたクラクラ。

そしてソメリエのユーチュープサーフィンでも滅多にない衝撃の一発に出会いました。
ちなみに今までのベスト10の一つはこれです。

今回でくわしてしまったのはこれ。

ではまた。


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2014年6月23日月曜日

美・JAPON のファッションショー

昨年、ひた走ったことで多くの貴重な出会いがありました。
ソメリエのディープブルーの世界に共鳴して下さったNPO法人「美・JAPON」代表でデザイナーの小林栄子さんはその後工房にも来ていただき、2014年7月にパリとスイスで発表するというドレスの素材として当工房の「ブラックオパール」テーマの作品の染め加工をさせていただくことになりました。柔軟性と伸縮感抜群の着物生地に加え、揚柳シフォンのドレス生地への染めもして提供させていただきました。

後少しの本番発表を前に許可をいただきすこしだけその世界の紹介をさせていただきます。






パリ、スイスでの成功を祈願いたしまして。

よりいっそうの作品制作に邁進していきたく思います。






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2014年6月1日日曜日

二宮金次郎

五ヶ月に渡る厳しい展示会ツアーが一息つき、また次に向けて新しい作品づくりに勤しんでいます。
シルクギャラリー初めての「月とクリムト」の西陣織の帯も五色が揃いまして、中のひとつ、ディープブルーの一点とオーロラの訪問着をコーディネートしたものがこれです。
こんなイメージの方に何処かのパーティーでお会い出来たら、なんて思いますよ。

 新作の「辻が花」の訪問着です。


さて日本中の学校から「二宮金次郎(尊徳)」氏の像が無くなって行く流れなのだそうです。あんな危ない行為を推奨するようなのはいかがなものかということだそうな。


昨今は「歩きスマホ」やらタブレットやら。

ソメリエもこの度の将棋名人戦「羽生対森内」の死闘をついにニコニコ動画を初めて有料課金して見てしまいまして、二回程外出中に「歩きiPad」をしてひやっとすることあり。
羽生さんの4ー0で終わったので課金は二ヶ月で済み、早速退会してしまいました。(きっとまた来年期間限定で見るでしょうけど) 
朝日新聞なんかは、値下げに値下げで、日刊紙購読者は500円で電子版も見られるというキャンペーンをしてますが、
ホントにずれています。紙面と大して変わらない情報量で有料なんて・・・。タダの情報がいくらでも手に入るというのに。ニコニコがまさかの有料でも会員を増やし、ついには大角川とも一緒になってしまうという変な世の中ですのに、あまりにも権威的だと思います。
ネットでもタダのものは「たかが知れている」ということはあります。有料のメルマガが教えてくれる情報の質はえぇーって位な事があります。
もちろん小生の見聞きする事ぐらいはほんの僅かなものですから、こんな感想はただのつぶやきに過ぎませんが。

小生はただ、好きなだけの将棋観戦ですが、それにしてもこの目眩のするような最高水準の戦いをわずか月540円(蛇足ながら税込みで)で垣間見れたことは奇跡のような感じでした。
ニコニコと将棋、あるいは「政治」との相性の良さを数年前、誰が予想したでしょうか。スポーツ中継ならいざ知らず、動きなんて極端に少ない「将棋」のリアルタイムですから・・・。
最終盤の一手一手なんて、まるで自分が当事者であるかのように心臓も肺も締めつけられて卒倒しそうでした。
そんな状態でしたから歩いて見ていたのはNGですよね。
後戻りの効かない、ミスしたらそれでおしまいという全存在を賭けたプロフェッショナルの凄まじさを体感出来る、まさにネットの良さの一面を最大限に感じられた瞬間でした。

で、ディスプレイを離れると何事もなかったかのような日常に、ほんとに極端にリセットされてしまうのですが。
こんなジェットコースターのような感情の山谷に翻弄される現代人は物悲しい存在でしょう。
二宮さんのような長閑な時代からは遠く離れてしまいましたね。

そうそう、それで思い出したのですが、(あまりに悲惨なことで敬遠される方はクリックされないようにと言わせてもらった上で)象牙を取る為に、機関銃と携帯とを駆使してめちゃくちゃなことが行われ、イスラム過激派の資金源になってしまっているとか。で、世界の七割以上が中国と日本で消費され(末端価格は一本400万円にもなるそうな)、其のほとんどが印章だというのはホントにどんなものなのかなぁと思ってしまいます。(象牙加工に携わる方々に対してストレートに反対するものではありませんが)

象牙

YouTubeなどでは、こういった狩猟やら戦争やらありとあらゆる暗黒の世界がたちどころに垣間見れてしまう訳ですが、
二宮さんにしたってきっとネットに夢中で、歩きタブレットになっていたと思いますよ。




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