シルクギャラリー初めての「月とクリムト」の西陣織の帯も五色が揃いまして、中のひとつ、ディープブルーの一点とオーロラの訪問着をコーディネートしたものがこれです。
こんなイメージの方に何処かのパーティーでお会い出来たら、なんて思いますよ。
新作の「辻が花」の訪問着です。
さて日本中の学校から「二宮金次郎(尊徳)」氏の像が無くなって行く流れなのだそうです。あんな危ない行為を推奨するようなのはいかがなものかということだそうな。
昨今は「歩きスマホ」やらタブレットやら。
ソメリエもこの度の将棋名人戦「羽生対森内」の死闘をついにニコニコ動画を初めて有料課金して見てしまいまして、二回程外出中に「歩きiPad」をしてひやっとすることあり。
羽生さんの4ー0で終わったので課金は二ヶ月で済み、早速退会してしまいました。(きっとまた来年期間限定で見るでしょうけど)
朝日新聞なんかは、値下げに値下げで、日刊紙購読者は500円で電子版も見られるというキャンペーンをしてますが、
ホントにずれています。紙面と大して変わらない情報量で有料なんて・・・。タダの情報がいくらでも手に入るというのに。ニコニコがまさかの有料でも会員を増やし、ついには大角川とも一緒になってしまうという変な世の中ですのに、あまりにも権威的だと思います。
ネットでもタダのものは「たかが知れている」ということはあります。有料のメルマガが教えてくれる情報の質はえぇーって位な事があります。
もちろん小生の見聞きする事ぐらいはほんの僅かなものですから、こんな感想はただのつぶやきに過ぎませんが。
小生はただ、好きなだけの将棋観戦ですが、それにしてもこの目眩のするような最高水準の戦いをわずか月540円(蛇足ながら税込みで)で垣間見れたことは奇跡のような感じでした。
ニコニコと将棋、あるいは「政治」との相性の良さを数年前、誰が予想したでしょうか。スポーツ中継ならいざ知らず、動きなんて極端に少ない「将棋」のリアルタイムですから・・・。
最終盤の一手一手なんて、まるで自分が当事者であるかのように心臓も肺も締めつけられて卒倒しそうでした。
そんな状態でしたから歩いて見ていたのはNGですよね。
後戻りの効かない、ミスしたらそれでおしまいという全存在を賭けたプロフェッショナルの凄まじさを体感出来る、まさにネットの良さの一面を最大限に感じられた瞬間でした。
で、ディスプレイを離れると何事もなかったかのような日常に、ほんとに極端にリセットされてしまうのですが。
こんなジェットコースターのような感情の山谷に翻弄される現代人は物悲しい存在でしょう。
二宮さんのような長閑な時代からは遠く離れてしまいましたね。
そうそう、それで思い出したのですが、(あまりに悲惨なことで敬遠される方はクリックされないようにと言わせてもらった上で)象牙を取る為に、機関銃と携帯とを駆使してめちゃくちゃなことが行われ、イスラム過激派の資金源になってしまっているとか。で、世界の七割以上が中国と日本で消費され(末端価格は一本400万円にもなるそうな)、其のほとんどが印章だというのはホントにどんなものなのかなぁと思ってしまいます。(象牙加工に携わる方々に対してストレートに反対するものではありませんが)
象牙
YouTubeなどでは、こういった狩猟やら戦争やらありとあらゆる暗黒の世界がたちどころに垣間見れてしまう訳ですが、
二宮さんにしたってきっとネットに夢中で、歩きタブレットになっていたと思いますよ。
ホームページです。
http://silkgallery.org
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