2014年2月6日木曜日

宝くじ

 展示会ツアー真最中です。
厳寒故目映いばかりの富士の姿を拝むことが出来ました。
何と美しい山なのでしょう。
独立峰ということが美しさを際立たせています。

さて、ころっと話は変わりますが、
このツアーの最中、二億円と前後賞で何億かが当たった人がいるというお話を聞きました。その方の大家さんからの話だったのですが、そこを出て家を建ててクルーザーを買って・・・、ということでした。
宝くじの恐ろしい点は必ず誰かに当たってしまうということです。
しかしそれは6桁の数字ですから一等賞は100万分の1の確率。
数学でいうところの全く無視してよいという数字、即ち当たることなどあり得ない数字です。現実には「億」の当たりはさらに「組」が加わるのでさらにその数十倍ありえない数字。
にも関わらず「誰かさん」かには当たってしまう。
そして、関係者の言うところでは当たってしまった人は七割以上がとんでもない人生になっていってしまうとか・・・。

まぁ、こちらはあり得ない世界のお話ですから笑っていられますが、
「賭場」に参加する敷居が極端に低いパチンコ、スロットなどはとんでもない依存の谷間が待ち受けていますから恐ろしい。 本人が「依存症」と認めることが大変難しい分野の博打なのだそうです。

実は以下のようなシミュレーションソフトがありまして、宝くじをどのくらい買い続けたら高額の当選に至るかがわかりますのでよかったらクリックしてみてください。一日中買い続けると、十万円くらいはぽちぽちと、うまく行けば百万が当たることも。でもそのときには投資額はすでに数千万円には達している訳でして。
ソメリエも勝手にパソコンが動き続けて丸一日、25万枚くらいで二等賞六桁とかで100万円ゲット出来ました。確率的には33万枚に一枚ですから、
チョーラッキー、富士のご利益でしょう。
もっとも7500万円以上つぎ込んでいますが。

何で楽しみを得ようと個人の勝手ではありましょうが、こういった現実的な確率の仕組みは中学校くらいまでにはしつこく教えておいてもいいのではと思います。




最近選んでいただいたコーディネイトからひとつご紹介させていただきます。
帯地で開発した「月とクリムト」のテーマを着物生地にもしてみました。




こちらホームページです。
http://silkgallery.org


こちらあたらしく始めました。


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2014年1月13日月曜日

フクシマ もうじき三年


 誠に遅ればせながら、新年おめでとうございます。
年末年始も制作は途切れず、展示会もひとつ行って今日に至りました。
仕事もあって二年ぶりに京都に行きました。
着物の世界は縮小が止まらず3000億まで30年間下がり続けたのが去年少しだけ下げ止まって3100億になったとか。回転寿司業界だけで4000億ということですから
この数字の意味する所はよくわかりません。
相変わらず、作る人、流通で扱う人、お店の人が明るい雰囲気で着物に接していらっしゃるかはこころもとないですが、ともかくわたしどもはひたすらひたすら
作り続けるだけです。

しかし「きもの」、そして「日本の文化」はいいねぇ、なんてノーテンキに言っているだけではまるで駄目。

お茶の水女子大名誉教授の数学者藤原正彦さんは辛口エッセイで有名ですが、
「絶対に正しいが無意味な言葉」について書かれていました。
例えば、「戦争は嫌い、ともかく平和が大事」とか「原発絶対反対」とか
「自然保護第一、地球温暖化反対」とかですね。

皆さんテレビを見なくってきていますよね、わたしの周りでも顕著です。
バラエティは言うに及ばず、ともかく今言ったような軽い言葉が溢れていて、
大人の鑑賞に堪えず、きっと若いひとでも同じように感じていられるでしょう。

わたくしも「馬齢」を重ねてついに60歳、年男でございます。
昔の日本男児に比べたら、恥ずかしいほど「チャラチャラ」していると思います。 しかしここらでちょっと若ものに煙たがられるくらい言いにくいことを
言っていけるようになれたらと思います。そんな風に自分にプレッシャーをかけてみようかと思います。


トップ写真は昨年の個展で発表した「フクシマ10連作」のひとつ
「フクシマ・豊穣の海」という題名の110センチX170センチの染額作品です。
10作作りましたが、続けて「次回」に向けてひとつひとつ作って行けたらと思います。
わたしにできることは(その「意味」はともあれ)そのくらいのことに過ぎないと
思いますゆえ。
二条城の(家康様のお部屋の) 襖絵でございます。
平安神宮の大鳥居。

それでは今年も疾走と申しますか暴走して行きます故、
どうかお見守り下さいますよう。




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2013年12月21日土曜日

ひげアザラシよりご挨拶


ご挨拶が遅くなってしまったことをお詫びしなければいけません。
個展にいらしていただきありがとうございました。
ようやく残務の山が無くなりつつあります。

新たな依頼にお答えしていくと共に、見えてきた様々な現実の問題を解決して行かねばなりません。その第一歩として来週三日間京都に行き解決策を見つけようと思います。
一番の問題はわたしどもの制作をバックアップしていただいている様々な職種の
方々の高齢化や仕事環境の変化によるあれこれです。
ある程度の「数」を揃えないと成り立たない分野のこと、海外依存がどんどん進んだ為のいろいろな不具合、原料の調達や価格のこと・・・。

最終的に(完全には無理にしろ)ともかく創作していけるよう「山の工房」を作ってきました。
染色だけでなく、工芸だけでなく、ものづくりの分野では各地で様々な方の悪戦苦闘があると思います。
わたしどもも今回の個展を糧にまた次を見ていただけるよう進んで行きたいと思います。
個展の様子はまたHPにアップさせていただきますので、今回はちょっとさわりだけ。 ありがとうございました。



 今回お嫁入りした、ひげアザラシの「タマちゃん」です。
こちらは前柄。
今回の個展の目玉のひとつ、「百色百反」の染めの展示です。



こちらホームページです。
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2013年11月26日火曜日

染色作品展のご案内

いよいよ本日から作品展がスタートします。
ぜひいらしてください。六日間あります。









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2013年10月31日木曜日

きものサローネ

きものサローネにお越しいただきありがとうございました。
全く時間が取れませんのて゜とりあえずふたつの写真をアップ。
すみません、いずれまた個展会場で。


会場ディスプレーです。


11月の個展のご案内です。








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2013年9月26日木曜日

引き着コーディネイト


引き着を見てもらいました。工房特製のクリムトの帯を添えて。

こちらはブラックオパールの着物に色違いのクリムト帯の取り合わせ。


車窓より  南アルプスを西側(伊那谷の方)から見ています。




11月の個展のご案内です。







10月に東京日本橋三井ホールで開催される大イベントに参加することになりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

きものサローネ公式サイト




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2013年9月1日日曜日

工房の日々


 暑さの中、ホントにふらふらになりながら100色の生地を染めています。

 湿度が高いときにはいつまでもしとしと状態が続き、最終的にバーナーで乾燥させなければならないこともあります。真夏なのに・・・、自家製サウナ。



 今年は個展に向けてノンストップの日々を続けていますので、とても畑までは手が回らずジャングル状態。
苦労して作った畑もあっという間に元に戻ってしまいます。



個展用の写真を友人の某遠藤湖舟氏に撮ってもらいました。




11月末の個展のご案内です






10月に東京日本橋三井ホールで開催される大イベントに参加することになりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

きものサローネ公式サイト




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2013年8月6日火曜日

 東京は二昔前のような夏が続いてました。
めまいがするような暑さというわけではなくて
まずまずの「節度ある」許せる範囲の「夏」でしたが、
それももうおしまい、明日8月7日あたりから容赦ない日々になりそうです。

関西の人たちに聞くと、なにを今頃のんきなことをと笑われてしまいました。
もうとっくの昔にひっくり返りそうな夏ですねん。

いつの間にこんな許せないような夏の暑さになっていったのでしょうか。

愚痴を言っていても仕方ないので、夏を乗り切る「うこんの力」
ターメリック色の帯ふたつをご紹介いたします。
楽器をアレンジした一点と「月の満ち欠けと太陽そしてクリムト」テーマの一点です。


11月末に向けて積み上がった生地を目の前にして途方にくれつつも
少しずつ前進して行ってます、・・・・と信じたい。







11月末の個展のご案内です





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