京都丹後でオリジナルの生地を織ってもらうようになってもうじき20年。
60種類以上のジャガード柄を送り出してきました。
そして広幅(100センチ)の同じような「ひと釜」の紋意匠織りを企ててからでもはや10年。
如何にかこうにか織ることができるようになってきました。
念願の、背中が一枚のキャンバスになる(背縫いなしの)アート的なコート。
漸く「藤工房」さんの助けを借りて初号が出来上がりました。
広幅のこういった織り生地は「コンピュータージャガード」と言ってほんのわずかなアーティスト系の人しか手がけておらず、需要供給の仕組みがまだ未開発の分野です。
なんとか還暦過ぎの暴走を加速して「遠くまで行って」みたいと思っています。
本日より地方巡業に参ります。
この春、お嫁入りしたものの中からいくつかご紹介させていただきます。
コートも含めて(自分で言うのはアレですけれど)「ナルセブルー」全開のシーズンでした。
訪問着「風のガーデン」
今年から登場した、手描きの染めの小紋、題して「オルゴール」
鯨の夏帯です。
ちょっとライトに、オーダーのワンちゃん帯です。
ネクストコートをはじめ、宿題が山積みで、暑さに抵抗しつつ何とかやっていきます。
皆様も健康に留意されてお過ごし下さいますことを。
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