いずれもショーとしてはまあまあ派手でしたが、単なる位置関係による見え方の偶然ですから、何事かが変わるわけでもありません。2117年にまた起こると言われたって、そんなもんかいなというくらいしかありませんね。
天文計算の精度はすさまじいもので、皆既日食と今回のような金星の日面通過が同時に起こるのが15232年4月5日、そして水星と金星が同時に太陽の前を通過するのが、一番早くて69163年7月26日で、それを見逃すとお次ぎは 224508年3月27日まで見るチャンスはないそうです。残念!!
そんな100年にいっぺんという位の金星ショーも金環日食も、ソメリエさんはどんぐもりや雨で殆ど駄目でした。天文少年約半世紀、よほど心がけが悪いのでしょう。 故郷以来の天文仲間の某遠藤湖舟氏(カメラマン)は
金星を追いかけて、東京からなんと名古屋まで行ってしまいました。 晴れ間を求めての逃避行、頭が下がります。
冒頭の写真は「あすか」からの拝借ですが、太陽の「炎」
や金星の大気が感じられてくらくらしますね。
なにより星というものが「丸い」ということに粛然たる思いです。
さてこのひと月の工房の成果の一部です。
薔薇の帯をデザインして織っているのですが、強烈なぼかしで
その秘めたる美しさを表わそうとして染めてみました。
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