2010年11月27日土曜日

辻が花の帯

短い秋が通り過ぎてしまいました。
もう五時くらいに日が沈むと「寒い」状態ですよね。

あの目も眩むような「熱さ」から60回位しか寝起きしてないのに此の変わり様は何なのでしょうか。
このような気候の中で生きている「日本人」というのは、
その当事者はあまり意識しないけれど、信じられないくらいの
感受性を持って日々を過ごしていると言います。
海の影響、山の影響、動植物その他生き物達からの影響、
食べ物、着るもの、住まいや建物、そしてそこから派生する繊細な言葉たち。
全く怖いくらいの千変万化の世界に取り囲まれて、きっと感受性を育んでくれているのでしょう。

山のアトリエにいると本当にこの事を実感いたします。
どうかこの善きものを平和の裡に感受していけますことを。

ここでちょっとガンジーさんの言葉を思い出してしまいました。ちょっと調子に乗ってご披露しますね。

「明日、死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように、学べ」
と・・・・。

閉塞感とか不況とか成長戦略とかなんて、
ふんと言って、なーにも本気にしないような、
したたかで安定した超「文化」国を目指しましょうよ。
諸外国からあきれられるような。

さて今年力を入れて来た「辻が花」達が仕立て上がって来ました。一部を御覧いただきます。いずれも名古屋帯のお太鼓です。



こちらはお祭りをテーマの絞りの作品。
こちらは「正倉院」のぶどう唐草をアレンジしたもの。
ではまた次回。


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