2010年7月2日金曜日

ポアンカレ予想 リーマン予想

リーマン予想解決!」の報がまたもや流れ、折しも日本国営放送がこの件のスペシャル番組を再放送したタイミングの良さに2chやTwitterでは大騒ぎか、と思いきや、RiemannとLehman Shockがごちゃまぜになっていたり#(ハッシュタグ)が日本語で出来ないことから素直に捜せなかったりと,一体どこが騒いでいるのですか?と思っていましたら,もう一つの宿題「ポアンカレ予想」を解いてしまったロシアの数学者グリゴリー・ペレルマンさんがフィールズ賞に続きミレルマン賞を正式に辞退して賞金9000万円もいらないという報道がなされていたのでした。驚いたソメリエはこの数学史上の「超難問」の解決を祝して、染色的なイメージでのアプローチを試みるという暴挙に出たのでした。わたくしはこの種のことが大好きなのです。「フェルマーの最終定理」がホントに最終的に解決された1995年にもさっぱり解らないなりにいくつかの入門書を買い込み、やはり怪しげなイメージの染色作品を作ってお祝いしたのでした。

すみません,お騒がせしました。
本日の3点は東京目白の「花想容」さんのブランドとして
作り続けている名古屋帯、題して「カラーパレット」のご紹介です。この作品は本当にいろいろなイメージを喚起してくれるのですが、今回は特にタイムリーに数学世界の
どきどきする話題に思いが至ってしまったものですから。

リーマン予想の解決の先にあるとされる「素数」の世界の解明と、「量子力学」やら「宇宙論」とのリンクという胸
踊る得体の知れなさには、大げさに言えば「人生の希望」なんてことさえ感じてしまいます。

そう言えば、13、17という素数。
13年蝉、17年蝉、俗に言う「素数ゼミ」、今年はアメリカでは登場しないようですが、これとても何万年に渡る「神の御業」とでも言うしかない不可思議な現象で、日本だと7年で出てくるセミさんたちが、素数である13年とか17年もかかって出て来るという奇跡によって淘汰を勝ち進んできてしまったということらしいです。
そしてなんと70億匹が、たった一週間だけ鳴き続け,子孫を残して去っていくという白日夢のような世界。
2007年の時の映像

ちなみに北米では低脂肪・高タンパクの健康食として食べることもあるとか・・・・。17年に一回だけ誕生日が来て長生きできるようになるなんて。



お別れは山のアトリエのクリの木にしがみつく「アブラムシ」たちです。一体なにをやっているのでしょう。そして「コイツら」目指して昼も夜もアリたちが何かを運び続けています。
人間のあずかり知らぬところで、「事」は
進んでいくのです。


あっと,忘れていました。
オシム爺の言葉、「PK戦は誰かが失敗するまで続くゲーム。失敗者を必ず出す残酷なくじ引きです。何も恥じることはありません、あれはサッカーではないのだから」


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