2019年4月24日水曜日

東京キモノショー


真冬の時期に始まった展示会ツアーもようやく一区切り。
季節はいつの間にか、初夏を思わせる日もあるということになっていました。
通常の仕事と、近年の連休中の「東京キモノショー」の為の染めを並行するというのが、超ハードスケジュール。

東京キモノショー
受付でわたしを呼び出していただいても結構です。




ふきのとうに始まり、タラの芽、土筆、筍などもスルー。
畑の仕込みも出来そうにありません。
以前は夜中に(炭鉱夫みたいに)ヘッドランプで照らしながら、なんてこともしていたのですが、様々な作業が押し寄せてきていてそれすら難しくなって・・・。
加えて猿どもの悪さの修繕もしなくてはいけなくなったりして。
動物たちのひどすぎる仕業に、皆生きていく意欲が減退し、放棄してしまうというのもわかります。  一息ついたら、(対策はないのですが)それでももう少しなんとかしようと思います。

冬の間はツラーーい修行だった水洗いも、なんだかルンルンです。
染めた後フィックス処理したのち、余分な染料や汚れを洗い流しているところです。
ソメリエに60数年「染めついた」浮世の毒と言いますか、澱の如きものもついでに洗い流せると良いのですが・・・。
山は常に湿度が高くて、完全な乾燥というのは中々ないのですが、夏場前のこの季節は、いい仕上がりになります。 大気の水分を感じたり微妙な風を体感したり。




鯨の帯がお嫁入りしました。
生地の地紋も、大海原をイメージしたのを作りまして。


長年の友人が北鎌倉にギャラリーを持ちました。
ギャラリーえにし
54人のアーティストが、10cmx10 cmx10 cmに収まる作品をお見せするという展示会を開催します。
大変静かで素敵な空間です。
宜しかったら覗いてみてください。
残念ながら東京キモノショーと重なるのでわたしは三井ホールなのですが。




では三井ホールにてお待ちしております。




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