2017年10月31日火曜日

回転ドアは、順番に

夏の間に「蟻」さんとなって作ってきた作品が次々とお嫁入りしていきました。
二つ目の台風が去ってようやく青空が登場しましたが、東京はついに一回もギラギラの夏空がやって来ず、いきなりの冬モード。
四季ではなく二季になってきている近年。





さて、旅先で(普段はまだ作業している時間帯の金曜22時ゾーンの)NHKドラマで、穂村弘、東直子の恋愛問答歌集のような「回転ドアは、順番に」の一節が登場しているのに遭遇してしまいました。そのあまりの官能的妖しさに多くの人が書店に殺到して、ただでさえ少ない本が買えない状態になってしまったようです。文庫本が何千円になったり、増刷が何ヶ月先だとか。(言い方大袈裟です。しかし何千人かはそんな有様)
10年も前に出た地味な本のいきなりのブレーク。
ちょっと俵万智の「サラダ」騒ぎの時のよう。
穂村さんのは一冊しか読んでなくて、これは初見。不明を恥じます。

ソメリエが一番反応してしまったのは、
「ひまわりに擬態して一晩あなたを待つ」云々というところ。

何日か経ちますが、未だにクラクラしています。
きっと自分の作品として「昇華」しなくては、と魔法にかけられたのでした。

株価が30年ぶりかの高騰とか、トランプが北鮮をいてこますとかで、しっかりしなくてはあかんのですが、なんともノーテンキな染色工房です。

浮世離れついでに、アメリカの砂漠の中の出来事を。






本日は10月の末日。
いつものように大量の請求書が郵便受けの中に。
それはそれでありがたいことなんでしょうけど、そういうのはいらんから、たまには「舞踏会」の招待でも来んかなぁ、と。
まぁほんとに来てしまったら青ざめて困惑必死ですけれど・・・・

こんな優雅な「キモノパーティ」をいつかできますことを。
そして数十年前以来という危機的なヨーロッパで、このような優雅な集まりが浅はかな標的になどならぬよう。


ではまた。
ごきげんよう。



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こちら新人(と言っても4月から3年目に突入しましたが)のつれづれのお話です。


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