2018年5月17日木曜日

東京キモノショー2018


東京キモノショー無事終了いたしました。
ご来場誠にありがとうございました。
この度もまたまたお騒がせの、わたくしの作品を中心に写真、アップさせていただきます。鋭い写真は、友人である写真家の遠藤湖舟氏の撮影によるものです。
どこかのどかなショットはiPad。でもなかなかですよね。ソニー製の(多分この手では現在世界最高レベルの)カメラが組み込まれているiPadpro。時は流れ流れてソニーはバイオなどどこへ飛んで行ったのか、今ではAppleの下請け。

ディープブルーの世界として異化効果といいますか、会場の雰囲気を変えてしまっているのではという、若干の心の痛みは感じつつ、この度も、そして機会がありますれば来年以降も持続を考えておりますゆえ、乞うご期待を。

3.11「フクシマ」テーマの染め額は、毎年少しずつでも継続製作して行きたいと思います。
今年の新作は「Muze・KT境界を超えて」と題したものです。










また山の工房に戻りました。
これから湿度の高い季節が続きます。
皆さま、どうか健康に留意されてまたお会いできますことを。







ではまた。
ごきげんよう。



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2018年3月29日木曜日

花想容 個展のご案内

 シルクギャラリーの細帯は1丈1尺(4.1m)以上ありますのでいろいろな締め方をしていただけます。デイープブルーに染めたものは特に大人気。これは「風船結び」という新たな結び方を前結びでやってみたところです。
同じ染めのものは二つとありませんが、それぞれの染め方から選んでいただけます。

東京目白「花想容」の中野光太郎さんとは20年来の公私共の盟友として歩んで来ましたが、この度花想容での初個展を3月30日31日 ,4月1日の三日間開催いたします。
東京でのお店催事はあまりありませんので、よろしかったらお出かけください。
三日間通してお店におります。


 広幅生地を染めている様子。
今年も「東京キモノショー」にて発表させていただきます。


山の工房にも春の気配が。

ではまた。
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2018年2月23日金曜日

ナッシュ均衡



 南極大陸のイギリス基地の乗る巨大氷山が陸地から分離する流れなのだそうです。
この事態は織り込み済みだそうで、巨大なそりの上の基地構造物はズルズルと引っ張って安全地帯へ移動できるように設計されているとのこと。
ただ、現実に動かしたことはないので果たしてどうか、ということなのですが、無事引越し終わったようです。
これは氷なのでありそうなのですが、陸地とて同じこと。

この世に永遠に安定しているものなど、何もないのです。

ちょっと、春を前に「アンニュイ」になってます。

子犬のように尻尾があったらいいな、なんてどこかのセリフ。
小さい花も大きな花も隣り合わせ、それでも花は互いに嫉妬なんてしない。


突然ですが、またもまたも繰り返される、アメリカの銃による悲劇のこと。
秀吉の刀狩り以来、武器を取り上げられて骨抜きになっている私どもからすると、
愚かの極みのようなアチラの世界ですが、全くもってどうしようもないことだという、
身も蓋もない理解をせざるを得ない説明があります。
それがナッシュ均衡という解釈。
例えば、自動車が登場したばかりの社会を考えたとして、左側を走っている車も、右側を通る車もあったとして、事故が起こらないようにだんだんどちらか一方になっていったら、もうその逆を行く車は無くなっていきます。一旦その流れができたらその流れに逆らうことは不可能になるというのです。
つまり開拓時代から(国土が広すぎて)自分の身は自分で守らざるを得なかったアメリカ社会は、「銃を持つ」という選択をせさせるを得ず、一旦それが定着すると、どんなに法律で改正しようとも、その法律を守ろうとする「善良な」人々ほど犠牲になり不利益を被ることになる為、なおさら改善が困難になって行くというもの。

2年前、わたくしは誠に恐縮なれど何十年か続けていた年賀状をやめさせていただいたのですが、こういう慣習も、大多数が行っていると自分がそれをやめるのは気がひけるものですが、無しにする流れが50%を越すと、流れは急速にそちらに傾きます。

しかし銃の場合がとてつもなく困難なのは、たとえ世の大半、9割が放棄したとしても、後の一割の威力は少しも変わらないというところにあるので、なおのこと放棄という選択をしなくなるという点にあります。たとえ銃のない世界の方がモアベターだとアメリカ人が思っていたとしても。

そしてこの恐怖の均衡の行き着く先に「核」があるわけです。
銃にしても、核にしても自らの制御を超えた「道具」を手にしてしまったという人類。









20歳の時からだからもう40年以上のお付き合い、古流家元の大塚栄司氏の作品を見てきました。銀座松屋で古流諸派が一同に会する展覧会。
三途の川をいく舟をイメージしたという作品。
「小劇場」の舞台を一緒に作っていたのが、突如消えて無くなり、陶芸家に弟子入りして、そしてまたその器を使って自らのお花を生けるという道行き。

わたくしもあと最低20年は(嫌がられてもしがみついて)制作していきたいので、
三途への道行き、走っていきましょう。







今年もゴールデンウィークの5月2日水曜日から5月6日日曜日までの5日間、毎度お馴染みの日本橋三井ホールにて「東京キモノショー」が開催されます。
昨年末から取り組んでいる新作の数々、いよいよピッチを上げて制作していかなくては間に合いません。
写真は自家製の特殊な装置で、100センチX800センチのオリジナル生地に色挿ししている光景です。
どうかお楽しみに。


ではまた。
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2018年1月15日月曜日

謹賀新年

 2018年1月1日 本年第一号の染め  快晴続きの山の工房にて
 明けましておめでとうございます。ますます暴走していく所存ですので、どうか暖かくも冷たい眼差しでお見守り下さいますよう。
元日の日の入り。龍が飛翔する姿に見えたので、いい気持ちになってひと仮眠していた一時間のうちに通り雨。第一号の染めをやり直す羽目に。
誠に暗雲漂う幕開けで、おめでたいことで候。

       
 続いて、相変わらずの紋紗コート用のブルー染め。




さて、昨年「波動」と称して作った新作生地に、ブルーを染めたのをお求めいただいたお客様から着姿のお写真をいただきましたので、お披露目させていただきます。
素敵なお姿で、作り手としてはこの上ない喜びです。



この年末に試していただいたコーディネイトのうちからいくつかご紹介を。







今年もよろしくお願いいたします。





ではまた。
ごきげんよう。



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2017年12月6日水曜日

姉が色づいて参りました


 12月になってやっと心の底から晴れ晴れと言っていいような天候が巡ってきましたが、
今年は誠に異常、下界が晴天の予報でもお山は霧時雨の真っ只中というような日々が夏以降続きました。

お山の野生児の柿も葉っぱが落ちて姿を見せています。

木偏をちょっと間違えたために大変なことになっているお話がありました。

「前略、姉が色づいて参りまして、ちょうど食べごろかと存じます。
近々いらっしゃって旬の香りを味わっていただけたらとお手紙差し上げました。」・・・・





水洗いした布を外で干す、ということも躊躇することばかりでした。
下の写真のような日々でした。




 しかしサルどもは相変わらず押し寄せてきて、ソメリエ苦心の防御柵を改良した、ブラブラネットを張り巡らせたのにも、きっと集団で(力を合わせて)ぶら下がって破壊したのでしょう。見事に侵入され、蕪類を痛めつけ、弄び、食べ散らかしてありました。

物理的な防禦には限界があるのは身に沁みたので、最近聞いた最強の手立てを本気で!!講じてみるしかないかと、半ばやけっぱち気味に思うのでした。
それは、彼らと仲良くなって言いくるめて説得する、というものでした。

わたくしにはこの技は高度すぎると思うのですが、昨晩聞いた方法はびっくり仰天のものでした。
蕪以上に美味なものを飽きれるくらい大量に継続的にふるまうというゴージャスなやり方だというのですが・・・。







ではまた。
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2017年10月31日火曜日

回転ドアは、順番に

夏の間に「蟻」さんとなって作ってきた作品が次々とお嫁入りしていきました。
二つ目の台風が去ってようやく青空が登場しましたが、東京はついに一回もギラギラの夏空がやって来ず、いきなりの冬モード。
四季ではなく二季になってきている近年。





さて、旅先で(普段はまだ作業している時間帯の金曜22時ゾーンの)NHKドラマで、穂村弘、東直子の恋愛問答歌集のような「回転ドアは、順番に」の一節が登場しているのに遭遇してしまいました。そのあまりの官能的妖しさに多くの人が書店に殺到して、ただでさえ少ない本が買えない状態になってしまったようです。文庫本が何千円になったり、増刷が何ヶ月先だとか。(言い方大袈裟です。しかし何千人かはそんな有様)
10年も前に出た地味な本のいきなりのブレーク。
ちょっと俵万智の「サラダ」騒ぎの時のよう。
穂村さんのは一冊しか読んでなくて、これは初見。不明を恥じます。

ソメリエが一番反応してしまったのは、
「ひまわりに擬態して一晩あなたを待つ」云々というところ。

何日か経ちますが、未だにクラクラしています。
きっと自分の作品として「昇華」しなくては、と魔法にかけられたのでした。

株価が30年ぶりかの高騰とか、トランプが北鮮をいてこますとかで、しっかりしなくてはあかんのですが、なんともノーテンキな染色工房です。

浮世離れついでに、アメリカの砂漠の中の出来事を。






本日は10月の末日。
いつものように大量の請求書が郵便受けの中に。
それはそれでありがたいことなんでしょうけど、そういうのはいらんから、たまには「舞踏会」の招待でも来んかなぁ、と。
まぁほんとに来てしまったら青ざめて困惑必死ですけれど・・・・

こんな優雅な「キモノパーティ」をいつかできますことを。
そして数十年前以来という危機的なヨーロッパで、このような優雅な集まりが浅はかな標的になどならぬよう。


ではまた。
ごきげんよう。



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